ボディカバー使用上のご注意
いつも CARCLUB の
オリジナルボディカバー ASTA(アスタ)
をお選びいただき、心より御礼申し上げます。
愛車をしっかり守るために、ボディカバーはとても心強いアイテムです。ただし、使い方によっては車体や塗装に思わぬ影響を与えることがあります。
CARCLUBでは、お客様に安心して長くご愛用いただけるよう、実際の使用例やお問い合わせをもとに、ボディカバーの取り扱いに関する注意事項をまとめました。
大切なお車を守るためにも、ご使用前に必ず一度ご確認ください。
■ 防水スプレーの使用は禁止
ボディカバーに市販の防水スプレーや撥水剤などを使用しないでください。生地の加工剤と化学反応を起こし、カバーが溶けたり、車体にシミや変色が生じる恐れがあります。
■ ワックスは完全に拭き取ってから
ワックスを塗布した状態で使用しないでください。成分がカバーと反応して塗装面に悪影響を与える可能性があります。必ず完全に拭き取ってからご使用ください。
■ 定期的な換気を推奨
お車の塗装状態などにもよりますが、カバーを長期間かけたままにすると、湿気がこもって塗装面にシミやくすみが生じることがあります。少なくとも1週間に1度は取り外して換気し、乾燥させてください。
■ 砂や泥は取り除いてから
車体やカバーの内側に砂や泥が付着したまま使用すると、摩擦でキズが付くことがあります。装着前に車体表面とカバー内部の汚れを取り除いてください。
■ 二重掛けはお控えください
カバーを二重に重ねて使用すると、内部に湿気がこもりやすくなり、車体や塗装に悪影響を及ぼす可能性がありますので、基本的にはお控えください。やむを得ず使用される場合は、あくまでお客様ご自身の判断と責任にてご使用ください。
■ 完全防水ではありません
本製品は撥水加工をしておりますが、通気性を確保するため完全防水ではありません。縫製部分やミシン目から雨水が浸入する場合がありますが、不良ではありません。
■ 運搬時の装着は非推奨
カバーを装着したまま車両をトレーラーなどで運搬することは、基本的にはおすすめしておりません。どうしてもご使用になる場合は、あくまでお客様ご自身の判断と責任のもと、十分に固定したうえでご利用ください。走行中にカバーが外れた場合、重大な事故につながる恐れがあります。
■ 熱い状態での使用は危険
エンジンやマフラー、またその周辺が熱を帯びている状態でカバーを装着すると、生地が溶けたり変形する恐れがあります。場合によっては火災につながる危険もあるため、必ず十分に冷えてからご使用ください。
■ 火気厳禁
火気の近くでは使用しないでください。ライターやたき火などの火が生地に移ると、燃え広がったり溶け出す恐れがあり、大変危険です。
■ 濡れたままの使用は避けてください
長雨などで本製品が濡れた場合は、そのまま使用せず、必ず十分に乾かしてからご使用ください。濡れたままの状態で使用を続けると、湿気がこもり、車両の塗装面にシミやくすみが発生する可能性があります。
■ 年式の古い車両はご注意を
年式の古い車両では、塗装の劣化により湿気が塗膜内部に入り込み、色ムラやシミを生じる場合があります。十分ご理解の上でご使用ください。
■ コーティング・再塗装車へのご使用は慎重に
コーティングや再塗装を行った後は、表面が乾いて見えても内部まで完全に乾燥するまでには時間がかかります。乾燥が不十分な状態でカバーを装着すると、内部に湿気がこもり、塗装面にシミができたり、車体に悪影響を及ぼす恐れがあります。実際に弊社ボディカバーご利用のお客様の中で不具合が発生したケースは非常に稀ですが、ひとたび発生すれば確率にかかわらず大きな問題となります。安心してご使用いただくために、施工後6か月以内のご使用はお控えください。
■ EV・PHVの充電は十分注意
電気自動車やプラグインハイブリッド車向けの充電口は、標準仕様では設けておりません。ご希望があれば特注対応も可能ですが、充電中のカバー使用は通電・発熱などに十分ご注意いただき、安全を確認のうえでご利用ください。
■ メタリック塗装車について
メタリック塗装は、年数の経過とともに塗装面がデリケートになり、ひび割れや水分の吸収が起こりやすくなることがあります。
特に雨に濡れた後は、できるだけ早めにボディカバーを取り外し、お車をしっかり乾かしていただくことをおすすめします。
雨水がカバー内に残ったままになると、塗装の隙間から水分が入り込み、光沢が失われてしまう恐れがあります。
■ 強風時の使用はお控えください
本製品は風によるバタつきを軽減する構造や固定手段を備えていますが、台風や嵐などの強風時には、基本的にご使用をお控えください。極端な風圧によって防風ロープが外れたり、カバーがめくれて車体に擦れや衝突が生じ、キズの原因となる恐れがあります。
強風下でも飛来物などから車体を守る目的で装着される場合は、あくまでお客様ご自身の判断と責任のもと、十分に固定し、安全にご注意のうえご使用ください。
■ 装着したままの可動部の動作はNG
装着したまま車を動かしたり、ミラーなどの可動部を操作しないでください。故障や思わぬ事故につながる可能性があります。
なお、お車の塗装状態やご使用環境はお客様ごとに異なるため、当店にてすべてを把握・管理することはできかねます。万が一ご使用中に何らかの問題が発生した場合でも、当店が最大限に対応可能なのはご購入いただいた商品の返金までとさせていただき、それ以外の修理費用・再塗装・施工・その他損害等につきましては一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承のうえ、ご使用くださいますようお願いいたします。